アパートの外壁の色落ちや見た目の劣化を改善するために、外壁塗装工事を依頼したいと考えていないでしょうか。しかし、どれくらいの費用がかかるのか、どれくらいの期間がかかるのかわからないため、動けずにいる人も多いはずです。

そこでこの記事では、アパートの外壁塗装工事にかかる費用・期間について詳しく解説します。本記事で紹介した費用や期間、タイミングの情報を参考に、塗装工事や大規模修繕工事を専門業者に依頼してみてください。

アパートの外壁塗装工事が必要な理由

塗装が落ちて見た目が悪くなってしまったアパート。特に問題が起きていないため「そのまま放置してもいいのでは？」と考えている人も多いでしょう。しかし、塗装が落ちた外壁を放置すると、さまざまな問題が発生します。

まずはアパートの外壁塗装工事を定期的に実施すべき理由を4つ紹介します。

放置すると建物の劣化が早まるため

塗装が剥げた状態でアパートの外壁を放置すると、次のような問題が起きやすくなります。

• 紫外線が外壁を劣化させる
• 雨水が浸透して外壁が剥がれやすくなる
• 内部のコンクリート・木材が劣化しやすくなる

ただ外壁の見た目が悪くなるだけではなく、建物の構造にも悪い影響が及ぶのが特徴です。

外壁に使われている塗装は、耐紫外線・防水といった効果があるので、アパートを長持ちさせたいと考えているなら、定期的に塗装工事をおこないましょう。

また定期的に補修・修繕をすることで劣化の進行を抑えられ、工事にかかるトータルコストを抑えやすいのが魅力です。

塗装の劣化が建物全体に影響してしまうと、塗装工事だけでは済まなくなるかもしれません。よって少しでも費用を抑えたいなら、定期的にアパートの外壁塗装工事を実施するのがおすすめです。

入居希望者が減ってしまうため

アパートの外壁塗装工事をせずに放置していると、徐々に外観が悪くなっていくせいで入居希望者が集まりにくくなります。

例えば、同じ家賃・間取りで外観が良い建物と悪い建物を比べた場合、どちらを選ぶでしょうか。多くの方は外観がきれいでおしゃれな建物を選ぶはずです。

このように、アパートの外壁塗装等を怠ると、入居希望者がほかの賃貸物件を選ぶようになります。家賃を下げなければ人がやってこないアパートへと変化するので、安定的に入居希望者を確保したいなら、定期的な外壁塗装が必要だと覚えておきましょう。

退去者が増えてしまうため

前述した入居希望者が減ってしまうことと同時に、退去者が増えやすくなる点にも注意が必要です。

こちらも理由も前項と同様で、外観が悪いと治安が悪く見えるため、より良い住まいを求めて引越しを検討し出す人が出てくるかもしれません。

実際に不動産会社の「株式会社AlbaLink」が実施した賃貸物件利用者に向けたアンケート調査によると、第3位として建物の古さに後悔している人がいるようです。

特に塗装は外観の新しさ・古さの印象を決めるポイントとなるため、きれいな状態を保つことが欠かせません。「劣化して色がすすけている」「汚れてきたなくなっている」というアパートは、早めに外壁塗装工事を依頼するのがおすすめです。

アパートの資産価値が下がってしまうため

アパートの外壁塗装をせずに放置して建物が劣化すると、アパート自体の資産価値が減少しやすくなります。

一般的にアパートといった不動産は、築年数が経つごとに資産価値が下がっていきます。とはいえ、いきなり急激な下落をすることはなく、緩やかに価値を失っていくのが一般的です。

対して、外壁塗装を含む劣化などを放置した場合、緩やかだった資産価値の下落が急速化します。それは建物自体の耐久性が落ちやすいほか、アパートで入居希望者を集めにくくなるためです。

よって、将来的にアパートの売却なども検討しているなら、資産価値を維持するために外壁塗装を含む修繕に取り組みましょう。アパートを手放す際に損をせずに済みます。

アパート外壁塗装工事をする時期・タイミングの目安

アパートの外壁塗装工事をするとして、どれくらいの時期やタイミングを目安にしていいのかわからないとお悩みの人も多いでしょう。ここでは、時期やタイミングをはかる3つの目安をまとめています。

初回の塗装工事は11～18年目がベスト

外壁塗装工事を定期的な時期・タイミングで実施したい人は、築11～18年で塗装するのがおすすめです。

国土交通省が公開している「民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック」にも目安の時期が掲載されており、上記の値は、これまでに起きた塗装の劣化傾向より算出されています。

初めての外壁塗装のタイミングでお悩みなら、ぜひ築11～18年目のタイミングで塗装を実施しましょう。

なお、初めての外壁塗装で時期やタイミングがわからない方は、神奈川エリア周辺で外壁塗装や大規模修繕を提供している「株式会社マーク」にご相談ください。所有するアパートの外観から適切な塗装の時期を提案します。

また以下の記事でも、アパートの大規模修繕の時期について詳しく解説しています。

アパート大規模修繕の時期はいつ？タイミングや修繕箇所の順番で費用が変わるって本当？

塗装材の耐用年数から時期を考える

アパートの外壁に使用されている塗装材の種類がわかっている方は、塗装材の耐用年数から時期を計算するのがおすすめです。

参考として、国立研究開発機関の建築研究所が公開している塗装材の標準耐用年数を以下に掲載しました。

利用する仕上げ材の種類にもよりますが、標準6～12年で設定されています。そのため、本来期待する役割を果たすとみなされる耐用年数を参考にするのも時期の見極め方です。

また特定のメーカーが提供している塗装材は上記の耐用年数と違う場合があるため、その製品に設定されている耐用年数を参考にするとよいでしょう。

目視で劣化していると感じたときも塗装が必要

外観の見て「塗装が剥げている」「色落ちしている」とわかった場合には、それを見つけたタイミングで塗装工事を実施するのがおすすめです。

前述した時期はあくまで目安であることから、なかには環境要因などにより、塗装が早く劣化してしまうアパートもあります。とはいえ、専門知識がないなかで劣化の状況を判断するのは難しいので、まずは専門業者に塗装が必要なのかを確認してもらうために修繕診断を依頼するのがよいでしょう。

なお株式会社マークでは、無料の修繕診断を承っています。塗装の劣化に気が付いた人は、無料相談をご利用ください。

アパート外壁塗装工事を避けるべき時期

定期的に実施すべきアパートの外壁塗装工事ですが、塗装が乾きにくかったり、塗装材の性質を落としてしまったりする時期があるとご存じでしょうか。

ここでは、外壁塗装工事を避けるべきシーズンを紹介します。

湿度が高く降雨量が多い6月あたり

アパートの外壁塗装は湿気が高く雨が降りやすい6月の梅雨の時期を避けるようにしましょう。

なぜなら、湿気に含まれる水分が塗装材のなかに混ざり込み、塗装が薄まってしまうかもしれないためです。

また湿気のせいで塗料が乾燥せずに垂れてしまい、必要な塗装の厚みを確保できなくなる場合もあります。その結果、すぐに塗装が剥がれたり、色落ちしやすかったりと再塗装の必要が出てくるので、なるべくは湿気が少ない3～5月（春）、9～11月（秋）あたりを外壁塗装工事の時期に選ぶのがおすすめです。

ちなみに、どうしても梅雨の時期に外壁塗装が必要なら、湿気に強い塗装材を使うか、湿気対策を徹底してくれる施工業者に依頼するとよいでしょう。

気温が低く寒い12～2月あたり

アパートの外壁塗装は、気温が低く寒い12～2月の時期も避けたほうがいいと言われています。

なかでも、寒冷地は最低気温が5℃を下回るため、塗装ができない日が出てきやすいののが特徴です。また、結露が多くなる影響で塗料の品質が落ちてしまったり、乾燥に時間がかかってしまったりと、さまざまな問題が起きるリスクがあります。

特に気温が低くなりやすい日本海側、北側のエリアの場合は外壁塗装の時期を冬場からズラすか、寒冷地用の専用塗装材を使用するのがおすすめです。

アパート外壁塗装工事にかかる期間の目安

アパートの外壁塗装にかかる期間は、建物の規模や外壁の状態などで変化しますが、一般的には10日～3週間程度（塗装自体の日数は3日程度）かかります。

例えば、二階建てのアパートの場合は半月～1ヶ月程度の期間が必要です。また三階建て以上のマンションとなると、1ヶ月以上の期間が必要になるケースもあると覚えておきましょう。参考として、最短期間で終えられる場合の施工日数の目安を下表に整理しました。

作業項目	目安期間
足場や養生シートの設置	1～2日
外壁の高圧洗浄	2～3日
下地処理	1日
塗装（下塗り）	1日
塗装（中塗り）	1日
塗装（上塗り）	1日
品質チェックや点検作業	1日
足場や養生シートの撤去	1～2日

上記の日程はあくまで目安です。アパートの部屋数が多ければ多いほど施工日数が増えやすくなるので、外壁塗装を依頼する際には、施工業者から正確な期間を確認しましょう。

アパート外壁塗装工事の費用相場

アパートの外壁塗装工事にいくらかかるのか、費用相場が気になる人も多いでしょう。参考として、一般的な外壁塗装工事にかかる費用相場を整理しました。

㎡当たりの単価は3,500円（材料・作業・足場込み）

まず外壁塗装にかかる単価は、㎡あたり3,500円です。ここには材料費と作業、足場の設置費用などがまとまっており、塗装する面積が広くなるほど高額になっていきます。

なお、上記の費用は株式会社マークが提供している外壁塗装のパッケージ料金から算出した値です。

施工会社によって金額に若干の差があるため、まずは見積もりを取得することからスタートしましょう。

面積ごとの費用相場

前述した単価（3,500円/㎡）から合計金額を算出したいという方向けに、面積ごとの費用相場を整理しました。

なお以下に示す費用相場の表は、建物の側面（外壁）部分から算出される合計面積（屋根を除く四方）をもとに計算しています。

高さ	幅	奥行き	合計面積	費用相場の目安
8m （およそ二階建て）	10m	10m	160㎡	56万円
同上	15m	同上	200㎡	70万円
同上	20m	同上	240㎡	84万円
同上	30m	同上	280㎡	98万円

所有するアパートの「高さ」「幅」「奥行き」を測ればすぐに計算できます。ぜひ上記の計算や費用相場を参考に、自身のアパートの外壁塗装費を算出してみてください。

アパート外壁塗装工事の費用を抑えるコツ

1回当たり数十万円規模で費用が発生するアパートの外壁塗装工事。もう少し工事費用を抑えたいと考えていないでしょうか。

よってここでは、費用を抑える3つのコツを紹介します。

【コツ1】外壁塗装の施工業者を比較する

アパートの外壁塗装工事の費用は、依頼する施工業者で変化します。そのため、まずは気になる複数の業者から見積もりを取得し、金額を比較することからスタートしましょう。

例えば、施工業者によって広告活動への力の入れ具合や人件費の設定単価が違うため、それが見積書に反映されやすいです。場合によっては数万円規模で金額差が出る場合があるので、比較しやすいように少なくとも3社以上から見積もりを取得するとよいでしょう。

また、見積もりを依頼する施工業者は、どういった分野に強いのかをチェックすることも大切です。参考として、株式会社マークはアパートの外壁塗装工事を含む大規模修繕に強いという特徴があります。アパートよりもマンションに強い会社、外壁塗装の実績が少ない会社なども見つかるため「アパート」「外壁塗装」という条件にあてはまる施工業者から見積もりをもらうとよいでしょう。

【コツ2】塗装材の種類をしっかり選ぶ

アパートで実施する外壁塗装工事の費用を抑えたいなら、相性の良い塗装材を選択することが大切です。

まず塗装材には、寒冷地に強い塗装材、海沿いのアパートに強い塗装材など、さまざまな性能をもつものがあります。そういったなかから所有するアパートと相性の良い塗装材を選ぶことができれば、外壁塗装の効果を長引かせることが可能です。

また、塗装工事の回数を減らせるようになるため、今後発生する工事費用のトータルコストを抑えやすくなります。

ですが、塗装材を自己判断するのは難しいです。そのため、施工業者に依頼をするときは「どのような塗装材を使用するのか」「なぜこの塗装材がいいのか」を確認しましょう。施工業者によって使用する塗装材が違ってくるため、一度確認しておくと安心です。

【コツ3】自治体の助成金を活用する

アパートの外壁塗装工事の費用負担を減らしたいなら、自治体の助成金を活用するのがおすすめです。

助成金制度とは、発生した費用の一部を自治体がまかなってくれる便利なシステムです。

なおアパートなども含めた助成金制度を調べたいときに役立つのが、住宅リフォーム推進協議会が提供している「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」です。

外壁塗装のみならず耐震化や防災対応など、全国の自治体が提供している補助金・助成金を一括で検索できます。

自治体によって内容が異なるので、所有するアパートのあるエリアの自治体情報をチェックしてみてください。

アパート外壁塗装工事の費用は減価償却が可能

アパートの外壁塗装工事にかかる費用を少しでも節約したい方は、節税対策として減価償却が可能であることを覚えておきましょう。

減価償却は、何年にもわたり少しずつ資産価値を減少させながら経費計上できる仕組みです。一括で経費計上するよりも高い節税効果を期待できるので、確定申告をする際には減価償却として外壁塗装工事費を計上しておきましょう。

なお外壁塗装の際に設定できる減価償却の法定耐用年数は、一般的に次の通りだと言われています。

• アクリル系：5～7年
• ウレタン系：10年
• シリコン系：12～15年
• フッ素樹脂系：15～20年

上記の耐用年数はあくまで目安ですので、施工業者もしくは税理士等に相談しつつ、減価償却の年数を決めるようにしましょう。

アパート外壁塗装工事でよくある苦情と解決策

アパートの外壁塗装工事を依頼する際に注意したいのが、居住者からの苦情です。

計画的にアパートの外壁塗装工事を実施しなければ「工事をするなんて聞いていない」「生活が不便になった」などのクレームを受けるかもしれません。

そこで以下より、よくある工事中の苦情とその解決策を整理しました。

臭いの苦情は水性の塗料で解決

アパートの外壁塗装をしているとき、塗装材が「臭い」と苦情を受ける場合があります。これは塗装材に含まれるシンナーが原因であり、塗装材が乾くまでの期間は外壁の一面から臭いが出てしまいます。

もし臭いの苦情を回避したいなら、油性ではなく臭いが少ない水性の塗装材を使うのがおすすめです。

なお性能上、どうしても油性の塗装材を利用しなければならない場合は、事前に居住者および周辺家屋に情報を共有しておくとよいでしょう。また臭いが発せられる塗料の乾燥中は、洗濯物の外干しを避けるように伝えておくと安心です。

騒音の苦情は防音シートで解決

アパートの外壁塗装をする際には、塗装する面をきれいに洗浄するために「高圧洗浄」の作業が必要です。そして高圧洗浄で壁を洗うとき、水しぶきの音が鳴ってしまうことに対し「うるさい」と苦情を受ける場合があります。

例えば静音設計ではない高圧洗浄機の場合には、75~85dB（デシベル）、静音設計されたものでも65~75dB（デシベル）の音が鳴ると言われています。

騒音値	騒音のイメージ
60dB	走行中の自動車内
70dB	高速走行中の自動車内 セミの鳴き声（直近）
80dB	救急車のサイレン（直近） パチンコ店内

高圧洗浄をする際の騒音を回避したいなら、アパート全体を防音シートで被うのがおすすめです。防音シートを設置する分の追加費用はかかりますが、クレームを受けにくくなります。

また防音シートでも防ぎきれない場合があるため、高圧洗浄をする時間を居住者が外出しやすい平日の日中にあわせることでも対策が可能です。

工事自体への苦情は事前説明・周知で解決

なかには外壁塗装工事を実施すること自体に苦情が入る場合もあります。そういったトラブルを避けたいときには、次のような方法で事前説明・周知を徹底しましょう。

• 居住者への説明会を開く
• 居住者宅に工事予定日のチラシを投函する
• 工事開始日や内容がわかる予定看板を設置する
• 周辺家屋に事前あいさつへ向かう

あらかじめ伝えておけば、トラブルなくスムーズに外壁塗装工事を実施できます。施工業者がサポートしてくれるケースも多いため、まずは施工業者に外壁塗装の苦情について相談をしてみてください。

アパート外壁塗装工事についてよくある質問

アパートの外壁塗装工事を検討している方向けに、あわせてチェックしてほしいよくある質問を整理しました。

アパートの外壁塗装材でおしゃれな人気色は？

外壁塗装材のなかでも人気の高い色が「ベージュ系」「グレー系」「ブラウン系」「ホワイト系」です。どれも現代日本のアパートの色として人気が高く、おしゃれな雰囲気をつくれます。またほかの色と合わせやすいベースカラーとしても使われやすいため、飽きが来ないのが魅力です。

アパートの外壁塗装工事で住民にストレスを与えない方法はある？

アパートの外壁塗装工事で住民にストレスを与えたくない場合には、次のような対策を実施できます。

対策	実施例
事前通知や説明	・工事スケジュールや内容、予想されるトラブルを事前に知らせる（工事の必要性や重要性を伝える） ・ペットを飼っている家庭や高齢者などに、詳細な対応を行う
工事中の情報共有	・進捗状況を定期的に共有する ・工事遅れや追加影響について速やかに共有する ・住民からの質問や意見に、誠実な対応を心がける
騒音対策	・住民が外出しやすい時間帯に足場の設置時や解体時、高圧洗浄時などを実施する
臭い対策	・臭いの少ない水性塗料を使用する ・換気ができるように配慮する

アパートの外壁塗装はベランダもやるべき？

アパートの外壁塗装はベランダの外壁部をしっかりと塗装する必要があります。なおベランダを塗装する際には、塗料がつかないよう居住者にベランダを利用しないでほしいと情報共有しておくことが大切です。

アパートの外壁塗装中は洗濯物を干してもいいの？

アパートの外壁塗装中は、居住者に洗濯物を外干ししないよう通知してください。塗装材の臭いが移るほか、誤って外壁塗装材が付着するおそれがあります。

神奈川エリアの外壁塗装・アパート大規模修繕の悩みはマークにお任せ

アパートの外壁塗装は、建物外観を維持するだけではなく、紫外線や雨水から構造部を守る役割があります。そういったなか塗装をせずに放置すると、建物の強度が下がって別の修繕工事が必要になるほか、入居希望者が現れにくくなるかもしれません。

よって、アパートを維持するために外壁塗装を業者に依頼したいなら、まずは神奈川エリアでの対応実績が豊富な株式会社マークにご相談ください。塗装はもちろんアパート全体で実施する大規模修繕工事の無料相談・無料見積もりに対応します。